カテゴリー別アーカイブ: 船屋秋月

船屋秋月は、右京区宇多野福王路と北野天満宮鳥居前の二店舗を構えるお菓子屋さんです。
看板商品の「わらしべ長者」は、昔話の一つ、観音様のお告げで拾ったわらしべを、次々と価値あるものに取替え、立身して長者になるという話にちなんでいます。このお話は、「今昔物語」、「宇治拾遺物語」などの 文献にも見え、縁起の良い昔話から生まれた銘菓です。薄く伸した餅粟生地で大納言小豆を そっと 包み、きな粉をまぶした素朴な味わいのお菓子です。他にも「北野梅林」というお菓子があります。京都北野天満宮では、境内にある約2000本の梅から採取される実を、塩漬けしカラカラになるまで土用干し後、樽で貯蔵します。この梅は、裏白を添え奉書紙で包み、事始から終い天神の頃まで「大福梅」として授与されます。これにちなみ創り上げた京銘菓「北野梅林」は、白餡を梅肉餡で包んだ、ほんのり甘酸っぱいお菓子です。その他にも和三盆糖を用いて作られた「古都瓦」等、伝統と新しさを融合させた、船屋秋月ならではの特長のあるお菓子作りが信条です。