カテゴリー別アーカイブ: 竹濱義春老舗

竹濱義春老舗は、洛北・北大路新町に位置し、幕末の文久元年(1861年)創業の歴史を持ち、現当主で九代目を数える老舗菓舗です。看板商品の真盛豆は、黒豆の炒ったものを芯にして、きな粉ほどにはよく炒らない大豆の粉と砂糖を合わせてまぶし、丸めて上から青のり粉をかけたお菓子です。この真盛豆の謂われは古く、明応年間(1492~)の戦国乱世が始まってまもなくの頃、天台宗の慈攝大師という高僧が考案したものと伝承され、北野の大茶会のおりには太閤・豊臣秀吉もこれを食し、茶事にあった豆菓子として激賛したと伝えられています。また「銘菓 洛北」は、カリカリとした皮の中に、白餡と黒餡とがある焼き菓子です。このお菓子のネーミングは、この店のお菓子を愛した文人たちが、名付けたエピソードのあるもので、遠方からわざわざ買い求めに来られる銘菓です。